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蒼穹紅蓮隊 オリジナル・サウンドトラック

蒼穹紅蓮隊のサントラと言えば、アーケード版のみ収録の旧版、リマスタリング+SS版追加曲+アレンジ追加の再販版と2種類ある。本レビューは再販版の方となる。

アーケードのシューティング。作曲崎元仁氏。全25トラック、約63分。旧版+5曲の構成。最初はまた懲りずに芸のない再販かと思ったのだが、作り的によさげだったので購入した。

聴いてまず思ったのが、音がクリアになっていること。旧版がすぐに出てこないので記憶のみでの判断になるけど、こもった感じがなくなっていると思う。リマスタリングすると、まず間違いなくこの傾向。元々音が低めの曲ばかりなのでうるさい感じもなく、非常に聴きやすい音になっているのではないか。

いやいや、とにかく素晴らしい。重厚重圧オーケストラ調のゲームミュージック。オーケストラっぽくもあるけど、そうでもない。この時期のハードの様々な制約の下で作られたであろう、メリハリの効いた崎元流オーケストラ風ミュージックは、もっとも自分の好みにあっている。

各ステージの曲は当然として、各ボスとも違う曲が用意されている。はっきり言って捨て曲がない。一触即発、緊張感をはらんだ曲がずらりと並んでいる。全編が素晴らしく、自分の好みにあっている。正直言って、ここまでいいと思うサントラはそうはない。

どの曲も好きなのだけど、1面、4ボス、6面火星以降は結構記憶に残っている。ベストはどれかと聞かれると、正直言って選ぶのが難しい。それぐらいにどの曲も気に入っている。逆に言うなら、それこそが各曲の特徴の薄さにつながっているので、ゲームとしては欠点と言えるのかもしれない。

アレンジも原曲の良さを生かしつつ、きれいにまとめている。原曲が好きな人なら、間違いなく気に入るだろう。旧版持っている者としては、半分はアレンジ目的での購入なのだが、文句のつけようがない。

ゲーム内容はマニア好みだとは思う。個人的には演出など含めて、結構好きだった。難易度最低のところなら、クリアできる程度に遊べた。難易度普通のところだと、パワーアップするのがアウトなゲームになるので、あまり性に合わなかった。面白いんだか面白くないんだか分からないゲームだったけど、多くの人に印象に残っているゲームではないかと思っている。

まとめに入るが、はっきり言ってしまうと傑作。崎元仁氏の代表作、ベストと言ってもいいだろう本作。マニアとしては、再版せずにお宝の状態で放って欲しかったとすら思っている。ただここまでやってくれた再版なら、涙をのんで我慢したい。


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