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無限回廊 光と影の箱 サントラ

無限回廊 光と影の箱 ア サウンドトラック。アって何やねんと思ったのですが、おそらく1トラックだということを強調しているのでしょう。「a soundtrack」なので。

坂本英城氏作曲。1トラックのみ、75分07秒最長のゲームミュージックとしてギネスに登録されたサントラです。期待半分、ギネス登録だけが目的のしょうもない曲なんじゃないのという疑い半分の購入です。そんな事を言っているぐらいなので、当然ゲームは未プレイ。

ヴァイオリン、ピアノの協奏曲。弦楽器4人、ピアノ1人の構成です。いや、素晴らしいですね。ちょっとびっくり。さっさと買えば良かったです。

「跳ねるような楽しい感じ」を出したとありますけど、本当にそういう感じ。私の好みというのもありますけど、ヴァイオリンの協奏曲と言ったらやっぱりこうでないと。切なくなるような、うきうきしてくるような、胸を締め付ける感覚がたまりません。

さすがに長い曲なので、全てがそうではありませんけど、暗くなりすぎることはない。明るい曲調と、落ち着いた雰囲気と繰り返し、バランスを取りつつ、飽きることなく最後まで一気に聴かせてくれます。

とにかく最初から最後まで、基本的にヴァイオリン協奏曲で通してくれるので、この類が好きな人は迷わず買っていいでしょう。

しかし1曲とは言っても区切りはあるわけで、各区切りをトラック移動できる方が嬉しいのも確か。後半だけを聞くのが、非常に面倒。2枚組にして、1枚はギネス狙いでこのまま、もう1枚は複数トラック分けしてくれると嬉しかったかもしれません。

本作の値段は2100円。そういう妙な構成で2枚組み3000円でも、このクオリティなら許せます。もっとも重度コレクターの戯言なので、実際にやると非難囂々かもしれませんが。

とは言いましたけど、盛り上がりに関してもバランスが取れているので、後半だけどうしても聴きたいって感じにはあまりなりません。どこから聴いても、同じように楽しめる気がします。

とにかく気分をよくしてくれる、リラックスさせてくれるCDです。本記事を書いている最中もかけっぱなしですけど、ながらで聴くには丁度いい感じです。気づいたら終わっていて、もう一回再生してしまう。

もちろん、ながらではなく、腰を据えて聴いてもいいのでしょうけど。

本当に一発収録なのかとか、余計な音が入っていないのはどうしてるんだろうかとか、色々と疑問はありますけど、結論としてはお勧めです。

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