- 2011/06/29
- ゲーム音楽レビュー
PC-Engine版のサントラ。全27トラック、約54分。ストラニアの与猶啓至(ヨナオケイシ)氏を調べていたら、あすか120%もやっていることを知りました。そういや持っていたなと、引っ張り出してみることに。
あすか120%というと、98で出ていた格闘ゲーム。そこそこに人気はあったようで、他のハードに移植されていました。イラストは七瀬葵氏。途中から石田敦子氏に変わりましたが、かなりの違和感を覚えた記憶があります。
全くの未プレイですけど、半分以上はイラストで受けたゲームと認識しています。故にイラスト変えたらいかんだろうと、強く思った記憶があります。中古ではありますけど、ジャケット買いした口です。
しかし買ったはいいけど、どうしょうもないサントラだった記憶しかなく、あすか120%の与猶氏がストラニアをとか言われても、全く結びつきませんでした。
聴いてみて納得。半分はドラマです。しかも悪い意味で身悶えします。かなり下手気味。即封印したのも納得です。
しかし昔はビジュアル重視のゲームだと、こういうのが多かったですよね。声を付けたから、とりあえずドラマ。というより、ドラマとボーカルがメインで、おまけでBGMを入れて時間を稼ぐ、と。こういう構成なのは、ドラマの方が需要があるだろうと、制作者側が判断したからなのでしょう。
が、私みたいな人間はドラマなんてものを全く求めていないわけです。どうしても自分中心に考えてしまいますけど、ビジュアル重視の人は違うのでしょうかね? もっともジャケ買いした自分がこんなことを言うのも、おかしな話ですけど。
曲の評価というと、いかにもシンセっぽくて軽い感じはしますけど、悪いというわけではない。ところどころにそれっぽい雰囲気は感じます。合間合間のドラマを飛ばせば、十分に聴けるでしょうか。
やっぱり何よりも、ドラマのインパクトが強すぎますね。
私はたまたま手元にあったので聴きました。仮にストラニアが良かったからあすか120%にも興味を持った人がいたとして、無理して買うことはないかと思います。運良くどこかで巡り会うことがあるなら、買ってみてもいいのではないでしょうか。無理して買うのは、ゲームミュージックコレクターぐらいかな。
ちなみにTILDE GAME MUSIC COLLECTION VOL,9という形で、完全版が発売されているようです。与猶氏も関連している会社のようです。>TILDE Official Web
ドラマは聴く必要はないと思うので、こだわるなら完全版でしょうか。5000円とちょっとお高いですが。
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