- 2011/06/28
- ゲーム音楽レビュー
早速購入。紙ジャケで、とにかくイラストが目を引く。全11トラック、収録40分。現ZUNTATAの土屋昇平氏、小塩広和氏の曲が収録されている。
帯の「名も無き兵士達の物語」というメッセージはなんぞやと思ったが、すぐにプレイヤーの事だと気づく。まあ私はプレイすらしていないので、ゲーム戦士でも何でもないわけですが。
そういう立場であるということを告げた上で、以下レビューです。過去のダライアスは全部クリアまでやっているので、それで何とかご勘弁を。
なんと言っても、組曲光尊でしょう。前半6トラックは全部これで占められています。ひたすらもの悲しげな女性のコーラスを響かせながら、30分近くの大曲に仕上がっています。
シームレスにつながっているので、最初は長い曲だなと聴いていました。終わってから曲リストを見ると、なるほどと納得。未プレイなんで適当なことしか言えませんけど、ほぼゲームの進行時間にあわせた曲の長さにしているんでしょうね。6曲聴いたタイミングで、ゲームも終了する、と。これはゲームとあわせて聴いてみたいですね。おそらく敵の配置、演出なども合わせていそうな雰囲気。
amazonのレビューを見ると、曲のつながりに違和感ありなんて意見をちらほら見かけます。が、私にはよく分かりません。プレイした人にはした人なりの感想、というかこだわりがあるという事なのでしょう。
余談ですけど、ジェミニウィングの4面を思い出しました。
ゲーセンで人のプレイだけは見ているのですが、8トラック目のAbyssal Dependenceだけはよく耳に残っています。曲単体としては、こちらの方が個人的には好きだったりします。いきなり全力で狂気を前面に出し、最初から最後まで盛り上がりっぱなしですからね。
光尊は光尊で好きですけど、盛り上がるまでがどうしても長い。でもインターバルを挟みつつ、各面のボスで盛り上げ、そして一番の盛り上がり、5トラック目半ばのラストボスまで持っていく流れは面白い。
どんなゲームミュージックもそうですけど、特にこれはプレイしないと本当の良さは分からないのかもしれませんね。どの程度ゲームに対して調整を入れているのか。大変興味深いです。
本作品はアナザーというだけあって、「ダライアスバースト オリジナルサウンドトラック」のおまけ的な存在です。どちらも持っていないのなら、まずはアナザーでない方をお勧めします。
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コメント:3
- random walk 2011/06/28
僕も、このアルバム買いました。因みにゲームの方はやってみたいのですが最近ゲーセン行ってないもので、筐体が大きいのでどこにでもあるわけではなさそうですし。ジャケットがゲームミュージックとは思えない感じで良いと思うのですが、ダライアスだとすぐに気づいてもらえないかもしれませんね。
- admin 2011/06/29
random walkさん
アルバム買いましたか。私もプレイせずに買っております。私の場合はそんなのばっかりです。
ジャケットは見ても、何が何だか全然分からないですよね。
大変印象的な物にはなっていると思いますが。筐体は秋葉じゃないと見かけないですね。やはり大きいです。
で、下手くそな私としては、大変プレイしにく感じです。気にしすぎなんでしょうけど。- Roxanne 2021/01/15
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ダライアスバースト アナザークロニクル オリジナルサウンドトラック
ダライアスバースト アナザークロニクル オリジナルサウンドトラック/ZUNTATA
≪収録曲≫
1. 組曲光導 ~第一曲 鉄の化石~
2. 組曲光導 ~第二曲 靄~
3. 組曲光導 ~第三曲 稲妻と剣…