秋葉原GMショップ大変動中

秋葉原でゲームミュージックを買うと言えば、次の三店で買うことが大半だろう。ソフマップ、K-BOOKS、リバティ。今現在、三店の内、二店が移転中である。

ソフマップ。本記事を書いている現在、小さなビルでやっていたゲーム、アニメのCD売り場は、別ビルのフロアで営業を開始している。

K-BOOKS。AKIBAカルチャーズZONEへ移転中で、現在は営業していない。7/1からリニューアルオープンとなる予定だ。

K-BOOKSの移転先は、元はラオックスが営業していたビルだ。ザ・コンピュータ館と呼ばれたそのビルは、2007/09/30に閉店。以来、ずっと営業されずに放置された。秋葉のど真ん中に廃墟でも作るつもりか？　そんな疑念を抱かせるぐらいに十分な期間を空け、ようやく再始動するようだ。

K-BOOKSが入るということで、おそらく館内は萌え系ショップメインで埋められることになるのだろう。どんなショップでもいいので入れて、活気ある状態を取り戻して欲しいところだ。

余談になるけど、石丸が撤退した駅前近くのビルも、しばらくは営業されずに放置されていた。しかし6月に入って、ようやく営業を開始した。こちらも萌え系、というよりマニア系と言ったらいいのだろうか。とにかく、その類のショップが軒を並べている。

ソフマップのゲームミュージックCD売り場の移転先は、元ヤマギワソフト店。2007年ぐらいまでは、ここの6階（？)で営業していた。ヤマギワという名前をなくして、ソフマップという名前に統一する際、ゲーム、アニメCDの売り場は小さなビルに移動した。2011年6月現在、元の場所に戻る形となった。今回は3階への移転なので、厳密には同じではないのだが。

個人的にはソフマップの新フロアに凄く期待している。昔のようにマニアック、且つ圧倒的なゲームミュージック売り場にしてもらいたい。ちなみに前日に行ったタイミングではまだまだ作業中の状態で、むしろ前の小さな店舗より悪い状態だった。

結局のところ、ラジオ会館をぶっつぶすのが全ての始まりなのだろう。ラジオ会館にあったK-BOOKSは、別の場所に移転するしかない。その他の店も同様で、使われずに放置されていたビルに移転している。ソフマップは他の店が移転するのにあわせて再編、といったところだろうか。

ラジオ会館をぶっつぶした後に何ができるのか知らないけど、素晴らしく近代的なビルが建つのだろう。どんなビルになるのか詳しく知っているわけではないのだが、ユニクロやらマツキヨしか入れないようなビルは、勘弁してほしいところではある。正直言って、そういうのを求めて秋葉に行ってるわけではない。

が、結果として廃墟ビルが使われるようになった事だけは評価したい。もっともラジオ会館の件関係なく、町を挙げてさっさと解決するべき問題だったとは思うのだが。