- 2011/06/17
- ゲーム音楽レビュー
グレフがXBOXで配信しているシューティングゲームのサントラ。2枚組、100分に足らない程度の収録時間。追加アレンジ4曲。与猶啓至氏という方が曲担当。この方はよく知りませんでした。
シューティングだし、おまけCDもつくしということで、90%義務感での購入。ゲームミュージックコレクターのキチガイじみた性です。さほど期待せずに買ったのですが、完全にやられました。私的にはど当たりです。
BGMはコテコテの80年代STGサウンドをイメージしたそうで。エスカトスもそんなことを言っていましたけど、最近はそんなのばっかり出てますね。80年代イメージだからと言って、エスカトス同様に本当にピコピコ音ということはありませんが。
生音? そんなもん知らんよと、アナログ感が全くないメリハリの効いたコンピュータ音、曲のみで最後まで通してくれます。一昔前のシューティング系が好きな人なら、間違いなく好みに合うでしょう。
個人的に一番評価したいのは、全てのボス戦の曲が違うこと。シューティングの華と言えば、やはりボス。しかしボス戦の曲は、ラスボス以外は同じことがほとんどです。が、この作品は違う。全てのステージ、ボス毎に曲が用意されています。どのシューティングも、これぐらいはやってほしいのですけどね。
曲数が多いからと言って、しょうもない曲があるかという、そういうこともない。ステージ曲、ボス曲共に長さ、クオリティ共に十分です。緊迫感伝わってくるボス曲とか良いですね。
1枚目は王道、2枚目はいびつというか、変則系です。個人的には無難に1枚目が好みです。だからと言って、2枚目が悪いという意味ではありませんが。
想像以上にBGMが良かったので、ゲームも欲しくなってきました。すぐにとは言えませんが、暇をみつけてDLしてみようかと思います。
いや、ゲームミュージックコレクションをやっていると、たまーに小躍りしたくなるような時があります。これは買って大正解でした。スクエニ系onlyな方には勧めませんが、CAVEのサントラ買うような人なら、買って損はないでしょう。
一部の特約店などで貰えるEXTRA DISKにはアレンジ2曲が入っています。リッジ3Dとかに比べるとボリューム的に見劣りはしますが、黙って付く場所で買うようにしましょう。間違ってもamazon等で買うのはありえません。
後日談
プレイしたので、その感想を。>ゲームプレイ感想
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