- 2012/02/24
- ゲーム音楽レビュー
スクエニのDSで発売されたゲーム、シグマハーモニクスのサウンドトラックです。購入時、浜渦正志氏の名前で即買いしました。
購入当時はゲームの内容は全く知らなくて、本サントラはちょくちょく聴いてはいました。普通はゲームを買ってからサントラを買うのでしょうけど、私の場合は逆です。音楽が良いと、プレイしてみたくもなります。が、ADV+RPGという非常に面倒そうな組み合わせが、最後の一歩を踏み出させてくれません。
全37トラック、約60分の収録です。浜渦氏以外には鈴木光人氏という方も関わっているそう。ピアノ、弦楽器の組み合わせの曲が多いですけど、普通にシンセ系の音もばっちり使っています。私の非常に好みに沿った音作り。色んなものの良いところ取りといっていいでしょう。何でもありゲームの音楽はこうではなくては。そう思わせてくれます。
不思議な感じのする曲が多いですね。特に好きなのは、9トラックの「希望与えし「戌吠の神楽」」。おそらくバトル曲なのでしょうけど、盛り上げるところはおもいっきり盛り上げている感じがいいですね。
アンリミテッド:サガを彷彿とさせてくれます。一時期はプレミアがついていたけど、今は普通に再販されていますアンリミテッド。あれほどにはぶっとんではいませんし、個人的にはあれぐらいやってほしいところではありますけど、そういう意味では聴きやすい音楽にまとまっているのではないでしょうか。
スクエニにしては珍しい1枚組み。曲数も多いので、1つ1つの曲は長くありません。いわゆる大作ではありません。が、スクエニの良い曲というのはFFのような大作より、小粒系の作品に濃縮されている気がしないでもありません。
生音じゃないと絶対に嫌だと言う方には全く勧められませんけど、いわゆるゲームミュージックとしてはよくできているのではないでしょうか。よくできているだけに、ちょっと物足りない感があるのは残念なところです。
音楽がゲームシステムに関わっているようで、面白そうな雰囲気がします。普通の推理物だったら迷わずに買うのですけど、バトル(経験値稼ぎ)があるのはスクエニらしいといえばらしいのですけど、無駄に面倒そうです。
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