HOME > コラム > ファミコンをぶっ壊された過去を思い出す

ファミコンをぶっ壊された過去を思い出す

また懲りずにゲームミュージック以外の話です。そろそろ通常運転に戻していこうかと思いますので、とある日常の一コマということでご容赦を。

帰宅時の話です。電車内にて隣に小学生(男の子)が座っていたわけです。一心不乱に携帯ゲームをいじっていて、ハードはVITAでした。ゲームの中身までは見えなかったのですけど、ヘッドフォンもせずに100%集中でプレイしていました。

ゲームの中身はどうでもよくて、問題なのはその顔の位置。画面と顔の距離が30cmもありません。ちょっと近すぎです。全開猫背で画面を覗き込むようにしてプレイしているわけですよ。あかん、あかんよ君と注意したくもなります。

と、本当に注意しようかと思ったのですけど、子供に声をかけるだけで犯罪者扱いされかねないこのご時世(冗談抜きに)。かなり悩んだのですけど、声をかけずじまいでした。

もっともそういう注意というのは、親が果たさないといけない義務です。VITAを持ってるぐらいですから、それなりにゲームに対する理解がある親でしょう。私が帰宅する21時頃に、私以上に電車に乗っている事から察するに、遠くの有名塾に通っているのでしょう。頭が良い子供なのでしょうから、勉強以外のことも教えてやれよ、親。ってところでしょうか。

私が親のゲームに対するしつけで思い出すのと言えば、ファミコンをぶっ壊されたことでしょう。というか、それしかない。壊された理由は至極単純、勉強もせずにゲームばっかりやって遊んでいたからです。私の目の前であの柔いハードがコンクリートのベランダに叩きつけられ、バッキャーンと破片が飛び散った瞬間をよく覚えています。

今にして思うと、それだけならまだ遊べたのでしょう(すぐにゴミとして出されれましたけど)。が、心優しき純粋な少年だった頃にそんな判断ができるわけもなく、ボクのファミコン君が死んじゃった的な感じで、強烈な喪失感を覚えたものです。ペットが死んだときと似たような感覚ですね。

この話を聞いてどう思うか? ガキのしつけはそれぐらいが丁度いいわと思う人もいれば、強烈なトラウマを残したらあかんという人もいるでしょう。どちらも同程度ぐらいには正しくて、間違ってもいるのでしょう。強いて言うなら結果が全てで、ちなみに私の場合、ファミコンが駄目ならアーケードを選ぶぜぐらいのノリだったので、かなり悪いことをした気がしないでもありません。

前回も似たような話をしましたけど、自己管理、セルフコントロールのしっかりしている人間であれば、ゲームは毒だなんてことにはなりません。ただ大人子供関わらず、それをできない人はいますし、子供ならその親が見てあげるのが筋ではないでしょうか。

毎度の事ながら、子供がゲームをやっているのを見ると、自分の事を棚に上げて、ゲームのやりすぎはあかんよ等とほざいてしまいます。まさしくお前が言うなよというやつです。

件の子供の親も似たような気持なのかもしれませんけど、ここは一つ心を鬼にして、俺が子供の頃はゲームなんかせずに、毎日外で缶蹴りや鬼ごっこで遊んでいた等と言ってもらいたいものです。


Related posts:

  1. 経験値稼ぎ
  2. 自己紹介
  3. ゲームミュージックブログ開始
  4. CDの帯と価値観の相違
  5. CDの帯の価値

コメント:4

random walk 2012/02/24

「ファミコンをぶっ壊された」というのは壮絶ですね。子供の頃はそれほどゲームにのめり込んでいたわけではなかったのでそういう思い出はないです。大人になってからハマるほうがたちが悪いかもしれません。注意する人がいませんからね。
「ゲームのやりすぎはあかんよ等とほざいてしまいます」。これ、気持ちが凄いわかります。自分はさんざんやっているのに、子供にはあまりやって欲しくないと思う気持ちはあります。僕も、こんな事言う資格は全然ないのですけど、ゲームの比重は下げて欲しいと思います。なんて言うか、もっと他に大切なことがあるだろうと思ってしまいます、自分のことを棚に上げて。

餃子 2012/02/24

よく本体やアダプタを隠されたって話はありますが、本体破壊は強烈ですね。
それに懲りずにゲーセンってのがちょっと笑ってしまいましたが(笑)。

そういや最近タイムリーにも、中2の少年が母親にゲームを取り上げられて
刺されてしまったってニュースがあってファミコンブームの頃を思い出しました。
http://www.asahi.com/national/update/0219/NGY201202190025.html

昔からマンガやらTVやら、子供が熱中するもの=害悪というか親の敵ですからねぇ。
前回のコメントにも繋がりますが、子供に対するネットに対する親の意識が
緩いのが不思議でなりません。

また最近のこういう親の敵立場っていうと、モバゲーやグリーみたいな
課金型ソーシャルゲーになるのでしょうかねぇ。
あんま頭も使わないだろうし、運も強いパチスロみたいな要素もありそうなので
かなり子供にとっては悪影響かと思われるのですが、昔はファミコンって
お茶の間や子供部屋とか、親の目の届く場所にあったじゃないですか。
これらって外でも出来ますし、親の目の届かない場所で事件とかもあるし
なんかそう考えるといつの時代も・・・って感じです。

admin 2012/02/27

random walkさん

>大人になってからハマるほうがたちが悪いかもしれません。
>注意する人がいませんからね。

大人はそれこそ自己管理が全てですからね。大人だから必ずしも
自己管理ができるというものでもありませんけど、できる限り
努力はしたいものです。と自分に言い聞かせてみます。

>僕も、こんな事言う資格は全然ないのですけど、ゲームの比重は下げて欲しいと思います。
>なんて言うか、もっと他に大切なことがあるだろうと思ってしまいます、自分のことを棚に上げて。

ゲームはゲームで得るものはあるのですけど、それだけってのはやっぱり
あれですよね。ゲーム業界ではよく「ゲーム以外のことをやれ」とは
言いますけど(特に企画者に対して)、あれは結構正しい気がします。
とは言っても、全くゲームを知らないのは問題なので、バランスなんですよね。
そこがなかなかに難しいのですが。

admin 2012/02/27

餃子さん
>それに懲りずにゲーセンってのがちょっと笑ってしまいましたが(笑)。

いや、今にして思うと笑えるのと同時に、やっぱり悪いことをした気もしますね。
まあメシの種にできたので、なんとか勘弁してくださいという感じでしょうか。

>そういや最近タイムリーにも、中2の少年が母親にゲームを取り上げられて
>刺されてしまったってニュースが

こういうニュースを見ると、なんか泣けてきますね。互いに不幸なだけです。
親は子供ことを思ってやっているだけなんですけどねぇ。

>昔からマンガやらTVやら、子供が熱中するもの=害悪というか親の敵ですからねぇ。

子供が熱中するもの=勉強なら、親的には特に問題ないのでしょうけどね。

>前回のコメントにも繋がりますが、子供に対するネットに対する親の意識が
>緩いのが不思議でなりません。

これは確かに不思議です。正直、ゲームよりよっぽど悪いと思っています。
ネットは無限、且つ有害情報が多いですよね。

>課金型ソーシャルゲーになるのでしょうかねぇ。
>あんま頭も使わないだろうし、運も強いパチスロみたいな要素もありそうなので
>かなり子供にとっては悪影響かと思われるのですが、昔はファミコンって
>お茶の間や子供部屋とか、親の目の届く場所にあったじゃないですか。

中毒性があること、親が管理できないという意味で、やっぱり携帯系は強烈です。
仰るとおり、ファミコンは親が管理できるものなんですよね。これは重要な
ポイントだと思います。

仮に私が親になったとしたら、PS3などの据え置きハードはいくら買ってもいいけど、
携帯系はなるべく渡したくないところです。親が管理しないといけないのではないかな、と。

コメントフォーム
入力した情報を記憶する

トラックバック:0

この記事のトラックバック URL
http://www.gamemusic1.com/column/game1596/trackback/
トラックバックの送信元リスト
ファミコンをぶっ壊された過去を思い出す - ゲームミュージック第一主義 より

HOME > コラム > ファミコンをぶっ壊された過去を思い出す

月別アーカイブ
QLOOKアクセス解析

ページの上部に戻る