- 2012/01/08
- ゲーム音楽レビュー
プレイしたゲームのサントラは買う。そんなマイルールがありますので、コミケにて見かけた際に買ってきたダンガンロンパのサントラです。
1枚目27トラック77分、2枚目36トラック約76分。聞いている感じ、全曲収録だと思ってよさそうです。チャプター1、プレゼントゲットとか数秒のちょっとしたBGMというかSEみたいのまで入っています。ゲーム中で使われて、本サントラに入っていない音を探す方が難しい。ここまで徹底しているのも珍しいですね。
曲の順番だけはよく分りませんね。シナリオに沿って入っているわけでもない。強いて言うなら、各CDの長さを揃えたという感じでしょうか。
本ゲームと言えば各章のラストに待ち受ける学級裁判。ここで使われている曲は非常に多く、緊張感をはらんでいて、且つかっこいいテクノ系。スピード感のある議論を否が応にも盛り上げてくれるサウンド。このサントラ買う人の大半はここが目当てでしょう。私は導入からラストまで、本当に全体を通して好きです。日常編が悪いというわけではなく、「Beautiful Days」は何回聴いても飽きませんけど、やはりメインは学級裁判です。
が、私には1つだけ大きな不満があります。何故なら学級裁判の曲が順番に並んでいないからです。本当にバラバラなんですよね。一例を出すなら、「議論-BREAK-」、「議論-HEAT UP-」とか、軽くディスクをまたいでいます。他もそんな感じです。
各曲は良いのですけど、並びが揃っていないのでどうにもすっきりしません。しっかりプレイしてしまっただけに、かなり気になる点です。学級裁判系は二枚目に集めて欲しかったですね。PCに取り込む人にとっては、あまり関係のない話なのかもしれませんが。
好きな曲は多いですけど、1つを挙げるとするならクライマックス推理。事件の全容を漫画を作るように再現するところで疲れているBGMの、聴いていてやるせない感じがいいですね。一部やる気まんまんな奴もいましたけど、基本的にはいやいや殺人を犯している連中ばっかりなわけです。事件の全容を明らかにすることによって、そんな連中を死に追いやるのがクライマックス推理。そういうシーンにぴったりなサウンドだと思います。
ゲームミュージックですので、プレイしてからの方がずっといいとは思います。が、この内容ならゲームを買わずとも、サントラだけ買ってもいいかもしれません。
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- ダンガンロンパ オリジナルサウンドトラック - ゲームミュージック第一主義 より