- 2011/05/19
- ゲーム音楽レビュー
とっくの昔に消えさったメーカーUPLのゲームミュージック。奇跡の発売だそうだ。
基板から吸い出して録音するシリーズで、レトロゲームミュージックシリーズとして他にも似たようなのがある。利益率はどれぐらいなのだろうか。
正直言うと、基板吸い出しonly系は避けたいところだけど、幾つかはどうしても聴きたかったので購入。
収録タイトル
- 「忍者くん 魔城の冒険」
- 「忍者くん 阿修羅の章」
- 「XX MISSION」
- 「オメガファイター」
- 「アトミックロボキッド」
- 「タスクフォースハリアー」
- 「宇宙戦艦ゴモラ」
- 「鋼鉄要塞シュトラール」
個人的聴きたかったのはオメガファイター、タスクフォースハリアー、鋼鉄要塞シュトラール。特に聴きたかったのはオメガファイター。
UPLというと忍者くん、という人が多いかと思うが、個人的にはどうでもよかったりする。
オメガファイター。これは後にも先にも、これほど特徴のあるSTGはないだろう。全ステージを通して、ターゲットである巨大戦艦上で戦うというシチュエーション。シューターなら、これだけでも燃えるのは間違いなし。
そして何よりも凄かったのは、超々近距離戦闘システム。自機の近くで敵を倒すと高得点。これは今でも似たようなのは見かける。何よりも凄まじいのは、アイテムを取ってパワーアップすると、ショットの射程距離が短くなることだ。最強になると射程距離1cmな状態になるので、もはや笑うしかない。
自分には激ムズSTGだったので、話にならん程度にしか遊べなかったけど、とにかくよく記憶に残っているゲームである。
タスクフォースハリアー、鋼鉄要塞シュトラールはそこそこの難易度STGなので、クリア、もしくはそこに近い状態まで遊ぶことができたので、暇つぶしによく遊んでいた。特にタスクフォースは、アホみたいにパワーアップするのが楽しくて、よくプレイした。
音に関してはクリア。故にピコピコ音が耳に痛すぎるぐらい。特に初っ端の忍者くんは、ヘッドフォンで聴いていて死ぬかと思った。
もちろん万人はお勧めできない。でも音数少ないなりに、頑張っている部類に入るゲームミュージックだと思う。思い出点数加算気味ということは、付け加えておく。
STG系ゲームミュージックコレクター、当時のプレイヤーなら買ってみるのもいいのではないだろうか。
[amazon asin=”B004KBHBUC”]
コメント:1525
トラックバック:0
- この記事のトラックバック URL
- http://www.gamemusic1.com/soundreview/game146/trackback/
- トラックバックの送信元リスト
- UPL レトロゲームミュージックコレクション - ゲームミュージック第一主義 より