タバコと中古ゲームミュージックCD

超高級オーディオ前のソファーに身を預けて、タバコを吸いながらゲームミュージックを聴けたらどんなに幸せかと思うわけです。クラシックの方があっているのではないかって？　んなものは興味ありませんよ、私は。

なんてことを考えている奴の一人や二人は、この世の中にいるのではないかと思うわけです。かくいう私も近いことを思うことがありますけど、タバコはちょっとありえません。タバコは百害あって一利無し。体に悪いわ、オーディオ機器に悪いは、CDはタバコ臭くなるわで、デメリットはあってもメリットは全くありません。

そう、中古ゲームミュージックを買っていると時々あるのが、タバコ臭いCD。ようやく本題に突入です。

ケースきれい、色あせ無し、帯も揃っている。状態もAランクで悪くない。包装を破ると、むわっと立ちこめるタバコの匂い。めちゃ萎えるわけです。

ゲームミュージックに限った話ではないと思いますが、コレクションをやっている人間は中古商品と無縁ではいられません。私は傷やら何やらは承知の上で中古商品を買いますけど、タバコの匂いだけはどうにも我慢なりません。

私の手元にやってきた時点でそれだけ匂うということは、元持ち主の部屋の中は本当に凄い状態であることは容易に想像できます。タバコは虫除けになるそうですが、ゴキブリですらその空間内で生息できないのでは？

物にも寄りますが、ちょっとやそっとの期間ではその匂いは取れません。ケース全開でしばらく放置することになります。

しかし、高級オーディオ、タバコ、ゲームミュージックをセットで考えると、それも結構良さそうな気がしてきます。ゲームはともかく、高級オーディオ、タバコの組み合わせは、結構あるようです。

ひょっとしたらこのタバコくさいCDの元持ち主は、そんな優雅な生活なのかもしれません。私もタバコの代わりにワイン辺りを手にして、ブルジョワジーライフを満喫したいものですね。

以上、コレクターはタバコを吸うなという話でした。