- 2011/11/28
- ゲーム音楽レビュー
1トラックでは75分07秒と世界最長のゲームミュージック、光と影の箱がよかったので、その前の作品である本サントラも購入してみました。最長に関しては別記事で触れています。>無限回廊 光と影の箱 サントラ
坂本英城氏担当。弦楽四重奏ということで、基本は弦楽器のみで構成されています。一部ちょっとしたコーラスが入っているものもあります。
全37分17トラックで3000円近いお値段です。光と影の箱を先に知ってしまうと、ちょっと高い値段ではあります。
哀愁溢れるというか、パズルゲームに苦悩している人間の真理、不安感が伝わってくる曲が多いです。私が期待していたのとは、ちょっと違いますかね。時には苦悩し、時には喜べるのがパズルゲームだと思うし、どちらかというとその喜びの部分を味わいたいからこそゲームをやっていると思います。少なくとも私はそうなんですけど、そういう成分が少ないです。個人的にはもうちょっと明るく、弦楽器が競いあうようなのが好きですかね。
奇しくもamazonでレビューしている方と同様、prime #61 とprime #919が好みです。弦楽器ならではの特に919は適度な緊張感が心地良いです。61はパズルっぽい淡々としたフレーズから後半にかけて盛り上がるのが、なかなかに良い感じです。
ちなみにタイトルの数字は素数だそうです。このシリーズは素数の値が色々と使われているようです。
クオリティは悪くないのですけど、次の作品がよすぎただけに残念なところがあります。しかしどんどん良くなっているということで、評価するべきなのでしょう。
本記事で坂本英城氏に多少なりとも興味を持った方なら、まずは光と影の箱をお勧めします。それからでも本サントラは買うのは遅くないでしょう。本サントラは悪くはないのですけど、値頃感がないのが一番の問題でしょうか。
[amazon asin=”B00172RMFQ”]
コメント:1
- how is hydroxychloroquine produced 2021/02/23
It’s going to be ending of mine day, except
before finish I am reading this wonderful post to improve my experience. https://hydroxychloroquineg.grassfed.us/
トラックバック:0
- この記事のトラックバック URL
- http://www.gamemusic1.com/soundreview/game1336/trackback/
- トラックバックの送信元リスト
- 無限回廊 オリジナルサウンドトラック - ゲームミュージック第一主義 より