- 2011/10/29
- ゲーム音楽レビュー
THE LAST STORYについていたおまけCD。THE PREMIUM SOUNDTRACK。PRESS STARTで演奏されていたので、復習がてらに買ってみました。
本気で本ゲームの音楽を聴きたければ、おまけでなく製品のCDを買った方が良さそうです。はっきり言って、このおまけCDに意味がない気がしないでもありません。ブックレットと一緒になっていて、物としてよくできているとは思いますが。
作曲は植松伸夫氏。7トラック25分。ゲーム中からバランスよく、抜き出して入れている感じです。音は文句なしにいいです。さすがにそういう部分はしっかりしています。
植松氏というと、私個人は昔の曲は間違いなく好きでした。最近は嫌いではないけど、あまり印象に残りにくいというか、別の方の曲の方が好きなことが多い。毒がなさ過ぎて、ちょっと物足りないというのが私の受ける印象です。
なので、植松氏の作品を追いかけるような事はしていなかったので、おまけとは言え、久々にまともに聴きました。うーむ、素直にいいと思ってしまいました。やっぱり強烈なフレーズみたいなのを感じられないのですけど、いい曲なのは間違いないですね。というか、やっぱり音がいいです。
音の善し悪しという意味では、本作はFF6とは比較にならないぐらいにいいわけです。が、FF6の妖星乱舞からEDの流れは何十回も聴いているわけでして、昔はとんでもない魅力を持った曲がありました。本作にそういう力を持った曲があるのかというと、そこまでの曲はなさそうな感じですけど、製品版を聴いてみたくなるぐらいにはいい感じです。FFとは違った魅力がありますね。
私みたいなひねくれた奴は、植松氏の曲を聴くと、「昔の方が良かった」とか思ってしまうわけです。なので、あえて敬遠していた部分があるのですけど、レベルが高いのは間違いありません。食わず嫌いもあれなので、機会があれば色々と聴いてみたいと思います。
しかしまあ何度か繰り返して聴いてみると、音が良いとメロディがぼやけて印象に残りにくいのかもしれません。そんな事を思いました。できれば楽器なし、エレクトロサウンドみたいなのを聴いてみたいものです。
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