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エルシャダイ プレイ感想

TV購入記念ということで、比較的短期間で終わりそうで、且つ綺麗目のゲームをやってみたい。ということでプレイしたXBOX版エルシャダイ、El Shaddai ASCENSION OF THE METATRONのレビューです。今更ネタバレをしたところで困るゲームではないでしょうけど、まずはネタバレなしです。ネタバレありはこちらをどうぞ。>エルシャダイ プレイ感想2

いきなり結論を言ってしまうと、私個人としては面白かったのは間違いないですけど、疑問符を浮かべるところも多々あり、評価が分かれるのは間違いないゲームではあります。

システム等

ジャンルは2Dと3D混成アクション。なんとなくスクエニのゲームと勘違いしてしまうのですけど、そうではありません。なので、RPG要素はありそうでありません。

プレイ時間は正確には把握していませんけど、10時間に足らない程度で終わりました。少ないという意見もあるのでしょうけど、個人的にはこれぐらいで十分ですね。足りないと思うのなら、高スコアを目指して再プレイすればいいだけの話です。

さて、難易度ですけど、高いようで高くないような、なかなか絶妙のバランスではないでしょうか。

まずは巷でよく聞かれるジャンプアクションの難易度。確かにポロポロと落とされますね。カメラのアングルによっては、落下位置を非常に掴みにくい。どんな場所でも都合良く真下に落ちる影を見ればおおよその位置は掴めますけど、それでもよく落下する。ここまで落ちたゲームも久しぶりです。しかし復活ポイントが非常に多くあり、極端に前に戻されることがありません。簡単に何度でも再挑戦できます。落下することは、極一部を除いて苦痛には感じませんでした。

次にバトルの難易度。normal難易度ですと、後半に入ると雑魚戦でもかなりキツクなります。ボスとなると、本当に面白いように削ってくれる。バトルで本当に苦労するのが嫌なら、easyをお勧めします。

ボスに関しては、しっかりとパターンを作っていくタイプです。とは言っても、normal難易度まではおおよそのパターン作り&必殺技のごり押しコンボで何とかなります。更に上の高難度になると、ノーダメの覚悟でないとクリアできないでしょう。

本タイトル、死んでもボタン連打で復帰可能です。死ぬ回数が増えると、復帰に必要なボタン連打回数も増えていきます。シューティングで言うところの残機でしょうか。このシステムのおかげで、結構プレイしやすい感覚はあります。なかなかに面白いアイデアです。

バトル

特性の異なるベイル、アーチ、ガーレと呼ばれる3つの武器を敵から奪い取り、状況、敵にあわせて切替えるのが肝なシステムとなっています。自分の好きな武器を使っても問題ありませんけど、相手の弱点の武器を使うと楽に倒しやすかったりします。

悪いシステムではないのですけど、相手の弱点は非常に分りにくいです。初回プレイでは、ボス系はまず分らないでしょう。攻略情報を頼りにするしかないと思います。

体力ゲージ、コンボ数の表示を初回プレイで表示できないのも謎です。その手の情報はむしろ初回プレイ時に欲しいぐらいです。体力ゲージはともかく、コンボ数は欲しかったところです。世界観を大事にする為に、あえて余計な情報を出さないようにしたのでしょうけど、ゲームとしてはどうかと思います。それはシナリオにはもっと言えるのことなのですが。

雑魚が非常に少ない印象というか、実際に少ないです(微妙にモデルが違うのかもしれませんが)。故に雑魚戦は非常に作業をやらされている感が強いですね。おそらく雑魚よりボスの数の方が多いのでは?

ボスはなかなか良い感じではないでしょうか。前半、なかなかボスが出てこないのがあれですけど、しっかりBGMと共に盛り上げてくれます。

そうそう、BGMは全ボスで違うのかな? どの曲も素晴らしく、アクションのボス用BGMがここまで用意されているのも珍しい。ボス戦BGM大好き人間としては、お腹一杯になるぐらいに満足です。

グラフィック

見たことのない世界の表現ということですけど、これは文句なしに秀逸。各フロアを支配する堕天使の心象世界というか、好みだかでがらっとその装いを変えていきます。他の欠点を補って余りあるポイントと言っていいでしょう。ムービーがという意味ではなく、アクション中のフィールドがそうだというのが素晴らしい。ポロポロと落下死しても、何となく許せてしまいます。

シナリオ

簡単に言ってしまうと、堕天使7人を捕まえる為にイーノックは地上界は降り立った。全員を捕まえるまでの歴史の過程です。

ぶっちゃけ、放り投げすぎでしょう。とんでもなく説明が少なさすぎです。聖書の知識があればもうちょっと深く理解できるようですけど、それにしても説明不足です。

堕天使を捕まえる為に地上に降りて、苦労して見つける300年の過程をダイジェストで見せる辺りはセンスを感じましたけど、以降は端折り過ぎです。EDは思わず唸ってしまいました。

小説もあるようですけど、設定資料集その他もろもろがないと開発者の言いたいところを真に理解することは無理でしょう。少なくとも私は理解できていません。全てをゲーム中に語れとは言いませんけど(言いたいけど)、語らなさすぎなのは問題でしょう。

まとめ

サウンド、グラフィックは10点満点。バトルは無難に7点。シナリオは5点ですね。総合で8点です。プレイする価値は十二分あるのではないでしょうか。

値段もお安いですし、軽くプレイしてみてもいいのではないでしょうか。プレイする価値はあります。

余談
本タイトルの方が先なのですけど、最近プレイしたアスラズラースっぽいゲームではあります。

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コメント:5

餃子 2012/04/01

おお、プレイされたのですね。

かなり風変わりなゲームですが、次々と別のゲーム並に変わる景色が斬新で
次はどんな映像になるのか結構楽しみにしながら遊んでいました。
バイクステージは予想していなかったのでビビりましたが(笑)。

演出面では影絵みたいな感じで少女とオバサン堕天使が戦っているシーンの拝見が好きでした。
あと横スクロールアクションがあるのも良いですよね。

それと忘れましたが、空中に多少浮かべる装備を使えばあまり落下しなくて済みますよね。
カメラが常に固定なのは、制作側いわく自由に視点変更できても
どうせ一番見やすい位置に固定されるので、それならっていう形で
変更なしで一番見やすいと思われるカメラワークになったそうで・・・。

BGMとか映像の雰囲気良いのに、たしかにストーリー意味不明ですね。
文章だけの説明で解決しちゃうのもあるし、マジなのかふざけているのか
笑ってしまう、なんか夜王みたいなノリもありましたし。
でも何か、当時遊んでいたときTwitterで、あの変なマイケルみたいなヤツが
死んで泣いた人が居てビックリしました。

さっきググったらこんなの出てきました。
http://dic.nicovideo.jp/a/el%20shaddai%20-%20%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%80%E3%82%A4%20-

たしかに8000円とか出して買ったらどうかと思いますが
プレイ時間が短い割には密度も濃く、たまにはこんなゲームがあってもいいんじゃないか?
みたいな感想です。

admin 2012/04/02

餃子さん

>バイクステージは予想していなかったのでビビりましたが(笑)。

バイクはびびりましたね。いきなりレースなんで吹きました。あの世界観は本ゲームの
中では異質ではありますけど、かっちょいい近未来ですよね。トロンとか思い出しました。

>文章だけの説明で解決しちゃうのもあるし、マジなのかふざけているのか
>笑ってしまう、なんか夜王みたいなノリもありましたし。

えっ、そうなのとあっけに取られるところが多かったですね。マイケルもどきが
友人だと言われて、はぁ? その後、爆笑しましたが。
全体的に、知ってて当然でしょ、という展開が多かった気がします。

面白いとは思いましたけど、ラストの方はもうちょっと何とかしてほしかったですね。
どうにもすっきりしない終わり方ではありました。

>演出面では影絵みたいな感じで少女とオバサン堕天使が戦っているシーンの拝見が好きでした。

これもいいですよね。ムービーではなく背景で見せるセンスに脱帽です。

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