- 2011/07/01
- コラム
さて、全力全開で暑くなってきた今日この頃です。月曜辺りの暑さは本気でやばい感じでした。夜になっても暑いなと帰宅。ふぅと家に入ると、もわっというか、ぐわっというか、熱の固まりの中に入るような錯覚を覚えるような、そんなこもった空気。メシを食ったら汗でびしょびしょでした。
想定していた以上に早く、暑い季節がやってきました。夏、です。
この時期になると、ゲームやらゲームミュージックCDを消化するのが億劫になります。さて、それは何故かというと、理由は至極単純です。
暑い。というか、熱い。CD、DAC、プリアンプ、パワーアンプ構成なオーディオシステムが、無意味に、無駄に、過剰なまでに熱をまき散らしてくれます。ゲームミュージックを聴くために部屋の扉を閉めて、オーディオ機器の電源を入れるのは、かなり拷問に近いです。
CD、DACは大したことないのですけど、プリとパワーは本当に無駄に熱い。AVアンプは特に熱いです。大体6畳の部屋で230wの出力なんぞを使う筈もなく、オーバースペックなのは間違いありません。
一時期、オーディオにはまっていたことがあります。パワーアンプを二台にしようとか本気で考えていたのですが、今にしても思うとやらなくて大正解でした。音はよくなるかもしれませんけど、そもそも電源を入れなくなりそうです。
ここまで読んで、私の言っていることが分からない方もいるのではないかと思います。簡単に言ってしまいますと、音質にこだわるというやつです。
音にこだわるオーディオ界の一般論としては、高い機材ほど音がいい、重い機材ほど音がいい、たくさん電力を食う機材ほど音がいい、というのがあります。半分迷信ですけど、当たっている部分がないわけでもありません。
ネットワークダウンロードによるシリコンメディアでの再生(iPhoneとか)に慣れている方は、本当にピンこない話かと思います。私はCD世代ですけど、それでも新しい世代に分類される。それがオーディオの世界です。
iPhone&ヘッドフォンな方には、本当に理解できない世界だと思います。そしてそれこそが、健全だとは思います。
そこまでこだわって、本当にいい音なのか? 疑問に思う方もいることでしょう。
正直言いますと、間違いなくいい音にはなります。耳の善し悪しは全く関係ありません。普通の耳を持っていれば、絶対に違いが分かります。が、投資やら我慢に見合った価値を得られるかというと、相当に個人差があるかと思います。
更に正直に言うと、もうちょっとほどほどのところで止めておけばよかった、というのが私の感覚でしょうか。こだわったことで、色々と理解できたこともあり、全てが無駄だったとは思いませんけどね。
という過去の遺物でゲームミュージックを聴いていますので、暑い夏はかなり辛かったりします。特に今年は節電が叫ばれていますので、暖房をつけながらクーラーをつけるような行為は躊躇われるところです。
まあ最終的にはそうせざるをえないわけですけど、今の時期ぐらいはクーラーをつけるのを我慢しようかと思うわけです。故に今頃が一番辛かったりします。8月に入ったら、完全に諦めもつくのですが。
- 新しい: バスティール
- 古い: D→A WHITE プレイ感想
コメント:1541
- random walk 2011/07/01
すごく豪華なオーディオシステムをお持ちなんですね。いい音で聴きたいという気持ちはわかります。ただ、オーディオの世界はお金がかかり過ぎるのと、十分な音量を出せる環境にない(マンション住まいです)ので断念しました。今は、手軽にそこそこの音を楽しむことにしています。昔は、バラコン(言葉か古いかな?)、次はハイコンポ、今はヘッドフォンとスペックダウンを続けています。
それにしても、クーラーつけずにというのは本当に拷問ですね。- admin 2011/07/02
random walkさん
私も似たようなものですかね。夜聞くことが多いので、ヘッドフォンの使用頻度が高いです。
>手軽にそこそこの音を楽しむことにしています。
いや、これが大事ですよね。はまっている時はそうは思いませんでしけど、
何事もほどほどが大事です。私もマンション住まいですが、あきらかにクソ迷惑な構成で音を鳴らしていたと思います。
今は控えめにやっているつもりですが、それでも一般的な水準からかけ離れているでしょう。一軒家に引越ししたら、もうちょっとこってみたいですね。
トラックバック:0
- この記事のトラックバック URL
- http://www.gamemusic1.com/column/game584/trackback/
- トラックバックの送信元リスト
- ゲームミュージック苦難の季節 - ゲームミュージック第一主義 より