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高音質リソースと退屈の関係

オーディオをやっていると、必ず一度は興味を持つ存在。それが高音質CD、もしくはSACD(スーパーオーディオCD)です。その名が示す通り、音質がいいとされるCDです。

高音質を実現する為には、現実世界の音を一切の損失なく落とし込む努力をしたデータ、当該データを忠実に再生できるハード環境を用いる必要があります。簡単に言ってしまうと、音質が良いとされるCDと高級オーディオを使えば、いい音を聴けるわけです。どこからどこが高級で、どこからどこが低級かという話は置いておきます。本記事では高音質リソースに触れるものであり、ハードには触れないつもりですので。

高音質リソース=「現実世界の音を一切の損失なく落とし込む努力をしたデータ」です。普通の人がこの言葉を聞くと、テクノなどの電子音系ではない、クラシックなどの生音系の素晴らしい音楽を思い浮かべることでしょう。

が、「自然界の音」です。音楽だけではなく、川のせせらぎ、小鳥のさえずり、機関車、雷、雨音等々も含まれます。こういうのも高音質リソースの1つです。オーディオジャンルの中でも少数派かとは思いますが、環境音が忠実に再現されたと喜んでいる人達がいます。

変わった人達がいるんだなというのが普通の人の感覚だと思いますし、オーディオをやっている人間ですら同じように思うかもしれません。が、これがオーディオという趣味の本質だったりもします。

要するに「良い音」=「現実に忠実な音」です。面白い、面白くないというのは個人の嗜好であり、音質には全く関係ありません。少なくとも高音質CDと呼ばれている物は、曲の善し悪しは評価の対象ではありません。あくまで「音」こそが重要なのです。

オーディオ雑誌には必ず、今月の高音質リソース特集的なコーナーがあります。凄まじい美辞麗句を並べ立ててレビューしていますので、読むと欲しくなります。私も何枚かは、今月の一押し高音質CDなんてものを買った口です。

で、ある結論に達しました。高音質リソースは全く自分に合わない、と。当然のことながら、良い音=良い曲ではないということですね。とにかく聴いていて退屈、面白くもなんともないことが大半です。

大体ゲームミュージックうんぬんを言う奴に、高音質と呼ばれるソースが合っているわけがないのでしょう。高音質リソースを自然食品と例えるのなら、ゲームミュージックはジャンクフードみたいなものです。

このことを理解した瞬間、自分はゲームミュージックだけを買えばいいのかと悟ったわけでして、かなり気が軽くなったのを覚えています。

まあ人の趣向はそれぞれという話です。少なくとも私には、高音質CDと呼ばれている物は9割がた駄目ですね。

どうしても隣の芝生が青く見えることもあるのですが、買うと大体後悔する物。高音質CDは、自分にとってのそんなアイテムだったりします。


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