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Wipeout 2097 Soundtrack

Wipeout XLのサウンドトラックです。PSで発売されたレースゲームで、近未来を舞台に800kを越える速度でかっとばすゲームと記憶しています。

レースゲームとして面白いものでした。しかし私にとっては、その面白さ以上に音楽の要素が大きかったのも確かです。それもある一曲限定という感じです。

全14トラック78分。これはCDのデータですけど、ゲームディスクもCD再生できた筈です。私は両方持っていますけど、基本的にはゲームを買えばCDはいらない気がします。

ゲームの内容ですけど、最初は近未来を舞台にした、F-ZEROっぽい宙に浮いている車(?)のレースゲーム程度の印象しかありません。プレイを進めると、コースは変わらずで、スピードの速い車を使ったレースを選べるようになります。最高速度ランクを選べるようになってからが、このゲームの本当の面白さ、快感を味わえるようになります。あの独特の浮遊感、最高速度でコースサイドを削るように滑る、えもいわれぬ感覚。はまる人はとことんはまるのではないでしょうか。

そんな引きずり込まれるようなトリップ感は、音楽があってのこと。音質面のクオリティはCD音源なだけあって相当に高かったのですけど、私がぶっちぎりに気に入っているのはただ1つ。CDで4トラック目のUNDERWORLD、TIN THERE 5:00という曲。この1曲だけを聴くためにプレイしていたようなものです。

この曲に限らずテクノで構成されている本ゲームですけど、この曲を聴きながら薄暗い狭い通路をギリギリの状況、猛スピードで疾走し、全てがうまくいった時に得られるトリップ感は、本当にたまりません。逆に言うと、他の曲ではここまでは思えませんでした。

色んな大物系のアーティストが参加している作品です。が、自分としてはUNDERWORLDしかありません。非常に感想が偏ってはいるのですけど、それぐらいに印象深かったサウンドと、それにマッチしていたゲームでした。

PS3でワイプアウト HDなるものがDL販売しているようですし、PS版であれば中古ソフト屋で二束三文の値で売られています。機会があったら買ってみても損はないでしょう。

余談
PS VITAにてWipeout 2048が出るそうですけど、時代は前になるのでしょうか。

コメント:1

Urfada Psikolog 2023/04/08

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