- 2011/11/27
- ゲーム音楽レビュー
PSPソフト初音ミクextendの鬼畜っぷりに疲れ果てたので、CDを聴くことにしました。残るextream9曲がクリアできなさすぎで、死にそうです。
豪華初回生産限定仕様盤だそうで、化粧箱にCDと共に卓上カレンダーが収められています。カレンダーの画像は、ゲームのloading中の画像ですね。初回生産でないのが生産されるのかどうかは謎ですけど、ファンなら買うしかなさそうです。
CDは2枚で各19トラック、79分と76分。どちらも長くて、最初は目を疑いました。76分を越えるCDは初めてです。加えてDVD1枚の構成です。
全38曲でフリープレイ36曲、チュートリアル1曲、ED3曲中の1曲の構成です。EDの中盤以降が入っていません。無理にでもつっこんでほしかったところです。
PSPのヘボスピーカーからの再生音と比較することになってしまうわけですけど、やっぱり全然音が違います。もっともPSPもヘッドフォンなら全く違う音を聴かせてくれるので、そちらとの比較が正しいのでしょうけど。
無理ゲーバトルに疲れ果てた私の耳を癒してくれます。初音ミクの疲れを初音ミクで癒しているようで、何かが間違っている気がしないでもありませんが。
PSPの曲がそのまま入っていません。ゲーム向けにいじる前の原曲を収録しているようです。聴いていると、微妙に違う感じのがぽろぽろ混じっています。ゲーム向けでは基本、4分に収めるような感じで調整をしているのかな?
個人的にはゲームのサントラなのだから、ゲーム中の曲をそのまま入れてくれた方が嬉しいですけどね。もちろん音質面では妥協なく、という事ですが。ゲーム中に再生される曲は妥協の産物と言い切っているようで、残念です。実際そうなのかもしれませんけど、ゲーム向けに渾身のアレンジをされたものがゲームに使われていると信じたいところです。
この点に関しては評価の分かれるところで、違う物が入っている方が新鮮な気持ちで楽しめるという意見もあることでしょう。
DVDに関しては、積乱雲グラフティのアニメは楽しめました。もう1つの学園ドラマCG(ゲームを買うともらえるDVDにも入っていた)とやらも悪くはありません。ゲーム中のPVが3つだけ入っているのは、どうしようもないレベルで中途半端です。入れるなら全部入れて欲しいところですけど、単なる宣伝でしょう。
完璧なようで完璧ではない気がしますけど、CD部分に関しては素直に楽しめました。初購入の人なら、買って損はないと思います。少なくとも私は楽しめています。EDが完璧に入っていたら、文句なしだったんですけどね。更に言うと声なしなBGMもフルに入っていると完璧ですけど、それは音ゲー系サントラに言ってはいけないのかもしれません。
他の方の評価を読んだ上で言うなら、初音ミク導入CDとしてはこれ以上のものはなさそうです。
[amazon asin=”B005J7CSCW”]
コメント:1573
トラックバック:0
- この記事のトラックバック URL
- http://www.gamemusic1.com/soundreview/game1329/trackback/
- トラックバックの送信元リスト
- 初音ミク Project DIVA extend – Complete Collection – - ゲームミュージック第一主義 より